皆様 おはようございます。
葉山ランドのホームページもリニュアルして4日目!
これまでは、お得意様それぞれに「お役に立つ健康情報」をご提供させていただきましたが、これからは、それに加えホームページのお知らせ欄からも発信してまいりたいと思います♪
では、新しいホームページで初めての発信となる
「健康活き活き」第一号です。
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「健康活き活き」
本日のお題は 『渋柿』 ―その①―
みなさんは、「渋柿」と聞いてどのような印象を持ちますか?あの独特の渋味は、一度食べたら忘れられませんね。
もともと、柿は昔から日本人に愛されてきました。昔話にもよく登場している果物ですね。
柿渋は実に多くの効果があることから、昔から色々な用途で使用されてきました。塗料や染料などのほか、最近では薬効も注目されています。柿渋は、もともと漢方薬として使われてきたといわれています。この薬効について、現代では科学的な研究が行われているのです。
身体に良いけど、不味すぎる柿渋の正体とは?
果物として良く食べられる柿。農家だけではなく一般の家庭でも植えられているので、自宅や近所に木があって秋には柿が実っているのを見ることも多いはずです。
柿には渋柿と甘柿があって、柿渋とはその名の通り、渋柿の渋み成分を搾り出した果汁のことをいいます。柿渋とは、渋味の強い渋柿の果実を搾り、長時間熟成させたもの。
いってみれば、渋柿の天然果汁です。
渋柿はあのオレンジ色になる前の、実がまだ青いうちのものを使用します。
そして搾って得た液体を寝かして発酵させるのです。そうしてできるのが、茶色いドロドロとした液体です。
本来は甘柿にも渋み成分はありますが、実が熟成するにしたがって渋みが抜け、そのまま食べられる甘柿として出荷されていきますので、運が悪くなければ普段は渋い柿を口にすることはないでしょう。
柿渋とは渋柿のまだ未熟な果実を粉砕し、圧搾して出た汁を発酵させ、さらに熟成することで得られる液体のことです。
この柿渋は、なんと古くは平安の末期から親しまれてきたというのです!
しかも、人々の生活には欠かすことのできないものとして、色々な用途で使われてきました。
例えば、身近にある和紙や木製品に塗ったり、麻や木綿などを染めたりと、農村や漁村の生活では欠かせないものだったのです。
柿渋の渋みの正体
この渋みは、タンニンという物質の性質で、口に入れたときタンニンが唾液で溶けて渋みとして感じます。タンニンは多くの植物に含 まれており、ポリフェノールの一種で特に珍しい物質でありません。むしろ、ポリフェノールはあまりにも有名ですね。抗酸化作用からブームとなり、ポリフェノール入りの 食品が多く登場しました。
お茶が渋いのもタンニンですし、身近なところでは同じ果物であるバナナにも入っています。黄色く熟したバナナには渋みがないですが、青くて固いガ リガリのバナナは少し渋みを感じます。また、バナナの白い筋を食べると渋いですし、皮が渋いのもタンニンが含まれているからで す。
タンニンを含む食品を口にしたとき、唾液で溶けて舌で渋みを感じるのは、タンニンが水に溶ける性質(水溶性)を持っている証拠で、水に溶けない状態で口に入れば渋みを感じることはありません。
この性質から、水溶性のタンニンを不溶性の舌で感じないタンニンへ意図的に変えるのが、柿の持つ渋みを取り去る、いわゆる「渋抜き」です。
柿タンニンの存在が知られていなかった古い時代から、柿を干すと渋みが抜けることは知られており、柿タンニンが渋みの原因であると判明した現在では、干すだけではなくアルコールや炭酸ガスを使って人工的に渋みを抜く方法があります。
加齢臭や体臭が気になる方は試してみたい成分
その一方で、柿の渋みは食味としてはよくないながらも、柿タンニンは様々な効能があることは知られており、古来から渋柿を搾った柿渋が利用されてきたのです。先人達の知恵はすごいですね。
柿タンニンは平安時代より様々な用途に使われてきた日本独自の材料のひとつです。
少し前までは発酵によって発する悪臭がしましたが、今はそんなことはなく無臭にする技術が開発され、無臭で柿渋成分を使用することが可能となりました。
柿渋に含まれる柿タンニンという成分がとても消臭効果が強く悪臭のもとになる物質を臭いのない物質に変化させてしまう力があると言われています。
タンニンというと緑茶タンニンが有名ですが緑茶タンニンと比較してその消臭効果はなんと数倍柿タンニンが高いといわれているのです。
自然の化学反応を起こし、悪臭を無臭にするので、柿渋入りの石鹸やシャンプーを使用することにより、体臭が気になる人が高い効果を得ることができるのです。
柿渋は今までにさまざまな使用をされてきました。
家のはしたや樽、桶などの塗料や衣服の染料などに使われてきたり、高血圧やしもやけに効くともされ民間の薬などにも使用されてきました。柿渋はいろんな効果があるのですね。
ちなみに、葉山ランドの看板娘「桜桃子」が以前通っていた歯医者さんでは、柿渋を使った「歯磨き液」がありました。歯周病に良いそうです!
そこで、桜桃子!
干し柿の季節が来ると、惜しみなく剥いた渋皮を歯茎につけてマッサージしてます。はい!口の中は激渋(;´・ω・)ですが、なんとその後の口の中の爽やかさ?すっきり感?がたまりません。
では、続きは次回に・・・
最後まで読んで頂きありがとうございました。